常念岳登山

(1999年8月)

1999年8月1日大阪を夜9時50分の夜行バスに乗って上高地に向かった。メンバーは職場の同僚5人である。 今年は、メンバーの高齢化のためごく一般的で人気のある蝶が岳、常念岳から大天井岳、燕岳経て中房温泉までを穂高、 槍ヶ岳を眺めながら歩こうということになった。

 
地図

1日目(8月2日)

待合所
大阪を21時50分に出発して早朝5時頃上高地バスセンターに到着した。バス待合所で朝食を食べてしばしの休憩をとる。

河童橋
梓川にかかる河童橋でまず記念撮影をして、さあ、これからと気合いを入れる。

猿軍団
明神橋にいく手前でいきなり野生の猿が集団で10匹以上現れ、梓川に架かる吊り橋のロープを伝って対岸に渡っていた。 思わずカメラのシャッターを切った。

槍見台
明神橋から徳沢、横尾山荘を経て、いよいよ蝶が岳目指して上り始める。横尾山荘から40分で槍見台に到着した。 天候もよく、槍ヶ岳もよく見えて、幸先の良い出発であった。

分岐点
ハイ松の道をだらだらと上ってゆくといきなり蝶が岳と常念岳との分岐点に到着した。 今日の泊まりは蝶が岳ヒュッテであるので蝶が岳を目指した。

蝶が岳ヒュッテ
午後3時蝶が岳ヒュッテに到着した。昨日夜行で出発しているので本日はあまり無理をせず、ゆっくりと休んだ。

2日目(8月3日)

ご来光
蝶が岳ヒュッテの部屋の窓から丁度ご来光が見えたので、御来光を部屋から見学をした。

穂高背景
穂高連峰が美しく見渡せ今日も絶好の登山日和である。

常念岳背景
常念岳はがれきの多い山で登りにくかった。これから登る常念をバックに写真を撮る。

常念岳頂上
常念岳頂上での撮影。

常念岳小屋
常念岳の下りはとてもきつかった。がれきの道で足の裏が痛くしかも急斜面が延々と続いた。やっと常念小屋に到着し昼食をとった。

穂高連峰
午後は穂高連峰を見ながらのトレッキングで天気も良いし、眺めも最高で、午前中の疲れも忘れて快調に歩いた。

表銀座パノラマ
それにしても穂高・槍ヶ岳の大パノラマは圧倒されそうで、ここまできて本当によかったとつくづく思った。村営大天荘に宿泊。

3日目(8月4日)

大天井岳来光
早朝大天荘から大天井岳までご来光を眺めにいった。大雲海の向こうにご来光を仰ぐ。

大天井岳頂上
大天井岳頂上(2922m)で記念写真

喜作レリーフ
中房温泉から槍ヶ岳への登山道を開いた喜作のレリーフがあった。この登山道を喜作新道という。 我々は逆ルートで歩いている。機会があればぜひこのルートで槍ヶ岳を目指したいものである。

駒草
喜作新道の途中で駒草の大群生地があった。あたり一面の駒草であった。

燕山荘前
燕山荘に10時頃到着した。燕岳がよく見えた。

燕岳
燕岳は花崗岩の山である。花崗岩が崩れて白い砂となって山を覆っているので、遠くらか見るとまるで雪山のように見える。燕山荘から燕岳を往復し、そのまま燕山荘を後にして、中房温泉に向かった。

中房温泉
やっと中房温泉に到着。おいしい生ビールをジョッキ3杯も飲んでしまった。

【宿泊先】
8/2 蝶が岳ヒュッテ   現地090-1056-3455 連絡先0263-58-2210
8/3 町営大天荘   現地090-8729-0797 連絡先0263-82-3131
8/4 中房温泉    現地0263-77-1488