今回は立山の雄山、劔岳を登頂し劔沢を下り阿曽原温泉そして欅平に向かう。![]() ![]() |
1〜2日目 (7月25日〜26日)
大阪から夜行列車と富山地方鉄道、ケーブル、バスを乗り継いで室堂まできた。 室堂は周りを雪渓で囲まれ、夏スキーも可能なのだが、あいにく雨とガスで視界が全く効かない。 風雨の中、ただひたすら歩いて一の越、雄山、別山乗越を経て劔山荘についた。室堂から5時間かかった。
3日目(7月27日)
翌朝剣山荘から歩くこと1時間。絶壁を登って頂上に着くと更に前方に大きな山が見えた。ではこの山は何かと調べると前劔(2813m)であった。 劔岳と間違うだけあって、そこからの眺めも最高であった。
前劔から急な鎖場2カ所を下っていくと避難小屋にでた。
ここからいよいよ劔本峰への登りである。カニのタテバイは登り専用のルートである。第一歩目までの距離が長くて苦労した。ボルトと鎖があるが慎重な行動が必要である。
前劔から1時間30分で劔岳(2998m)頂上に到着。劔山荘から3時間30分費やした。天気が良かったので360度の眺望であった。劔岳の祠前で。 劔岳頂上にて撮影。遠く北アルプスの槍ヶ岳から笠ヶ岳まで見えた。山頂は狭いので写真を撮影して早々に下山した。 下りの難所であるカニの横ばいは鎖を頼りに渡った。
帰路、一服劔から見た劔山荘。山荘は劔沢上部に建設されている。
劔岳から2時間20分で劔山荘に帰ってきた。劔山往復で6時間かかった。 ちょうど食事時であった。山荘前でたのしいひと時。
剣沢雪渓は多くの残雪があり、雄大であった。真砂沢ロッジに到着すると、また雨であった。
4日目(7月28日)
翌日も雨であった。真砂沢ロッジを出発して2時間30分で仙人池にでた。仙人池の前で裏劔を背景に写真を撮影した。 仙人池から1時間20分ほど下ると仙人温泉がある。ここで休憩して食事をした。 露天風呂に入った。 登山者はわれわれだけだったのでのんびりと入れた。 仙人温泉から1時間40分の下りで阿曽原小屋に到着。この小屋から歩いて5分下ったところに温泉がある。 この温泉も楽しみの温泉である。懐中電灯を持って入浴に行く。もちろん露天風呂であり、脱衣場はない。
5日目(7月29日)
阿曽原小屋から欅平まで歩くつもりであったが、道路が整備されてなく通行止めになっていた。 このルートは下の廊下の1部で毎年豪雪のため道路整備に時間を要しまだ終了していなかったようだ。関西電力が責任をもっており、そんな時は工事用のトロッコ列車で欅平まで運んでくれる。。 トロッコ列車はトンネルばかりを通るので中は真っ黒である。欅平まで50分程かかった。 予定より早く着いたので名剣温泉に入浴しに行った。欅平から10分程度の距離である。 ここは岩の露天風呂が有名で名湯である。入湯料金700円である。 名剣温泉の上流(白馬岳から祖母谷に下るコース)の道ばたに、小さな滝があったので、その水を使ってソーメンを作り昼食とした。 欅平から黒部渓谷鉄道で宇奈月にでて、富山地方鉄道で富山に、そこから雷鳥42号で帰阪した。
【宿泊先】 7/26 剣山荘 連絡先0764-65-5345 7/27 真砂沢山荘 連絡先0764-82-1516 7/28 阿曽原小屋 連絡先0765-62-1148