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神戸を出港してから1時間ほどで明石大橋の下に差し掛かった。ワイヤーロープに沿ってLEDのイルミネーションが飾られていて、対岸明石市の町の光と相まって美しい風景であった。
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大分港に6時20分到着。祖母山に向かう途中に原尻の滝を見学した。滝は豊後大野市緒方町原尻の田園の中に突如現れる。阿蘇の溶結凝固岩が崩落してできたそうで、幅120m、高さ20mあり、東洋のナイアガラと呼ばれている。日本の滝100選の一つである。
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8時50分 尾平の「もみ志や旅館」の駐車場に到着した。ここが祖母山の登山口である。途中の道は細く狭くて、大型バスは入れないので24人用の小型バスがチャーターされていた。
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登山口から見た祖母・傾山系の山々。右から2番目の頂が祖母山だそうだ。午前9時10分祖母山に向けて出発した。
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登山道は川上渓谷に沿って20分ほど進み、川に架かる吊り橋を渡って、宮原コースを登った。
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登山道は深い森を進んだ。登山口から山頂までは標高差で1160m程あり長い道のりである。
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馬酔木の花が咲いていた。
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祖母山のこの季節の楽しみのアケボノツツジ(曙躑躅)が咲いていた。
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シャクナゲ(石楠花)の花も咲いていた。
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木々の間から祖母山が見える。
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11時50分宮原分岐に到着。標高1402m。
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はるか下には出発地点の尾平登山口が見える。
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山の斜面のあちらこちらにアケボノツツジ(曙躑躅)がみえる。そして、九合目小屋の屋根が見える。
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12時55分馬の背に差し掛かった。左側は深い谷である。ここにもアケボノツツジが咲いている。 |
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9合目の小屋から10m程下ったところに水場があった。宮原コースでは唯一の水場である。また小屋にはトイレが設置されていた。 小屋から15分ほどで祖母山頂上に到着した。午後1時40分になっており、登山口から4時間30分要した。祖母山は神武天皇の祖母の「豊玉姫」 を祀った石造りの祠があり、古くから信仰の山として崇められてきた。標高1756m 九州本土2位の高さの山である。
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天気に恵まれて山頂からの景色はよかった。左が古祖母山、右が障子岳。20分ほど景色を楽しみ下山した。下山は千間平コースをとった。
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40分ほどで国見峠に到着した。国見峠から振り返ると祖母山があった。
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国見峠から20分ほどで三県境に到着。この地点は大分、宮崎、熊本の県境である。
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千間平登山道はよく整備されており、道標も新しいものであった。1合目ごとに立っていた。 |
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三県境から20分ほどで千間平に到着した。この周辺の登山道はススキと灌木の中を行く。標高1447m
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午後4時10分北谷登山口に到着した。頂上から2時間10分で下山した。標高1100m
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午後6時30分阿蘇白水温泉「瑠璃」に到着。
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木造1階建ての素朴な雰囲気のホテルであった。
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各部屋には露天風呂があった。ハイテクの露天風呂で、部屋のスイッチを入れると浴槽を掃除して自動で湯を張ってくれる。満タンになるとあとはかけ流しで、ずっとお湯が出ている。夜12時に自動で栓を抜き浴槽を洗浄する。 |