根子岳・四阿山登山

(2014年6月)

難波PM9:00府立体育館前からツーリストのバスに乗り夜行で菅平高原に向かう。今回は花の百名山根子岳と 日本百名山四阿山に登頂した。梅雨時期でもあるにもかかわらす、雨に会うこともなく良い山旅であった。
  2014年6月20日(金)〜21日(土)
菅平高原
午前4時45分菅平高原ダボス牧場駐車場に到着した。牧場の入口で入山料1人につき200円が必要である。朝食、洗顔、トイレを済ませて準備体操後5時30分根子岳に向けて出発した。 根子岳、四阿山を縦走するが途中にトイレも水場も無いので注意が必要。
レンゲツツジ
牧場にも、登山道の傍にもレンゲツツジ(蓮華躑躅)が満開であった。

根子岳への登山道
牧場に沿って登山道がある。登山道入口から根子岳頂上までは標高差600m程度であるので2時間程度で登ることができる。
乳牛
牧場の牛たちはゆったりと草を食んでおりのどかな景色に心も癒される。

第1展望台
出発して30分ほどで展望台に到着した。ここからの景色がスイスのダボス地方に似ていることからダボス牧場の名が付いたそうである。
白樺の登山道
登山道は牧場を離れると、白樺とクマザサの生い茂る林に入る。

ツマトリソウ
ツマトリソウ(褄取草)  サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草。花弁の先端に淡い紅色の縁があり、鎧の褄取りに似ているので名づけられた。
ズミ
ズミ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ(白山千鳥)  花の付き方が千鳥の飛ぶ姿に似ているので名づけられた。
済みの蕾
ズミの花はつぼみの時はピンクで、咲くと白くなるようである。。

ムラサキヤシオツツジ
ムラサキヤシオツツジ
イワカガミ
イワカガミ(岩鏡)の群生。花の百名山だけに多くの花に巡り会える。

根子岳頂上
午前7時30分根子岳(2207m)頂上に到着。出発して2時間要した。やや曇り空で遠望は見えなかったが四阿山はよく見えた。天気が良ければ360°の雄大な景色が堪能できる。東側には志賀、白根山系、北側には妙高、飯綱山、西側には北アルプスが望める。
根子岳祠
根子岳頂上にある祠。

県境合流点
根子岳頂上から見た四阿山。
四阿山縦走路
四阿山への縦走路。先端の岩場から下っていく。

コルへの道
根子岳からコルまで約200mを一気に下る登山道
ミネサクラ
途中で満開のミネサクラ(峰桜)と出会う。
コルからの根子岳
根子岳を下りきったコルから見た根子岳。山肌はクマササに覆われている。

四阿山登山道
四阿山への登山道。シラビソとクマササのおい茂る急斜面を約40分くらい登る。
四阿山遠望
中四阿との分岐から見た四阿山頂上。頂上まで残り10分程。
四阿山頂上
9時45分四阿山(2354m)頂上に到着した。根子岳頂上から丁度2時間要した。天気が良ければ北アルプス、中央アルプス、御嶽山,乗鞍岳、浅間山などが見えるのであるが残念ながら雲が掛かって見えなかった。
四阿山頂上祠
四阿山頂上の祠
根子岳遠望
下山途中から見た根子岳。
レンゲツツジ満開
登山道のあちこちでレンゲツツジが咲き誇っていた。
アズマギク
アズマギク
クリンソウ
クリンソウ
四阿山遠望
ヤグルマソウ
スズラン
スズラン
フデリンドウ
フデリンドウ
ベニバナイチヤクソウ
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)  ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草。
牧場登山口
12時50分ダボス牧場の登山口に到着した。牧場事務所でおいしいソフトクリームを食べて、菅平高原温泉で登山の汗を流し大阪難波にPM9時:10分に到着した。 根子岳と四阿山を縦走したが、多くの高山植物に出会えた山旅であった。