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新大阪21:30発の夜行バスで名神・東名高速を乗り継いで沼津ICから天城高原ゴルフ場駐車場に到着した。
駐車場には立派なトイレが登山者のために設置されていたが、凍結防止のため3月までは使用禁止になっていた。標高1040m
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登山の準備体操後6時45分天城山縦走に出発した。天候は曇りで靄がかかっていた。
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針葉樹林帯を20分ほど歩いて四辻に到着した。ここが万二郎岳登山口となる。標高1050m
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登山道はよく整備されており、樹木も針葉樹から広葉樹になり、馬酔木、ブナが多くなる。ジグザグの階段道を上って四辻から55分で万二郎岳頂上に到着した。
頂上は樹木に囲まれ眺望はきかない。標高1299m
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頂上を後に縦走を進むとすぐに下りとなり、途中に岩場があり、天気の良い日はここから富士山や南アルプスの山並みが見えるそうであるが、 あいにくのガスで見ることはできなかった。
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鞍部まで下りて少し上ると平坦な登山道となって馬の背に着いた。
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平坦な道を行くとやがて馬酔木のトンネルとなった。
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トンネルを抜けると、荒れた道を少し下ってやがて広い鞍部に出る。石楠立(はなだて)で、万二郎岳と万三郎岳の中間点である。
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石楠立で休憩を取り平坦な道を進むとアマギシャクナゲのトンネルとなった。開花時期は5月中旬から下旬である。
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登山道はブナが多くなり、石楠立から45分で万三郎岳(ばんざぶろうだけ)頂上に到着した。登山口からちょうど3時間要した。
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頂上には縦走案内板、頂上標識と1等三角点があった。樹木に囲まれて眺望はない。標高1406m。
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10分ほど休憩して、縦走路を進む。ブナ林が延々と続く。
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ヘビブナと呼ばれているブナの木があった。過酷な環境にもめげず、上に伸びようとする生命力に心打たれる。
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ブナの大木とヒメシャラの木。ヒメシャラの木は天城山系のあらゆるところで見受けられる。
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広大なブナ林を下ってゆく。
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ブナの林を延々と歩き、戸塚峠に到着しました。万三郎岳から1時間15分要した。
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白田峠を目指す道中に奇妙な根っこの木を見つけました。ブナの老木?
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11時45分白田峠に到着。
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| 12時40分八丁池に到着しました。白田峠から55分かかりました。 |
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少し離れたところに展望台がありました。展望台からは天候の良い日は遠く富士山も見られるそうだ。展望台から八丁池の眺望。
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天城峠に向かう登山道の谷間にわさび畑があった。こんな山奥での収穫は大変であろうと思う。
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ブナ林の中に大きなヒメシャラの木があった。
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人間が十分雨宿りできそうな空洞のあるブナ。
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15時10分天城峠に到着した。
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天城峠を下って15分で旧天城山隧道北口に到着した。明治38年全国初の道路隧道として完成。長さ445.5m。平成13年重要文化財に指定された。
標高711m
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旧天城山隧道前で撮影。
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天城山隧道表示版
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天城山隧道は心霊スポットとしても有名であるらしい。トンネル内の照明はないところもあり、ヘッドライトが必要である。幅は狭く、車のすれ違いは無理である。通り抜けるのに約20分要した。トンネルを出たところに踊子歩道の標識。
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木々の間から二階滝を見る。この滝は八丁池に源を発し、下流に河津七滝を持つ。河津川の第一番目の滝である。二段に落下するのでこの名がついた。
二階滝駐車場からバスで大滝温泉 天城荘に向かう。
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