荒島岳

(2015年8月)

2015年8月2日(日)午前8時00分南海泉佐野駅に集合した。今回は日本百名山の一つ福井県の荒島岳を目指した。 メンバーは元職場の同僚の4人である。梅雨明けで雨の心配はないが非常に熱い日が続いており、熱中症が心配である。



勝原登山道掲示版より

8月3日(月)

フレアール和泉
8月2日8時00分泉佐野駅を出発して途中天空の城と呼ばれる越前大野城を見学し、九頭竜温泉フレアール和泉に16事30分に到着した。隣にある九頭竜温泉「平成の湯」には宿泊者は無料で入湯できる。温泉に入り充分疲れを取り、翌朝6時05分フレアール和泉を出発。登山口のある勝原スキー場まで15分であった。
平成の湯
九頭竜温泉「平成の湯」はアルカリ性単純泉で神経・筋肉・関節の痛み、慢性消化器症、疲労回復の効果があります。一般の大人入浴料は600円です。
勝原スキー場
フレアール和泉から15分程で勝原スキー場に到着した。スキー場は閉鎖されているが、トイレは利用でき、公衆電話boxが登山届受付場所になっていた。
登山開始
スキー場跡が登山道になっており、以前あったリフトの頂上まで55分要した。早朝にも拘わらず温度が高く、全員が到着するのに1時間15分かかった。
リフト頂上
リフトの頂上の基礎部分が残骸として残っていた。少子化とスキーを楽しむ若者の減少の結果であるが、寂しい思いがした。
登山口
リフト頂上に荒島岳登山口の標柱が立っていた。スキー場のあったときは、下からここまでリフトを使っていたのだろう。
ブナ林
登山口を進むとすぐにブナの林となった。ブナ林は心が癒される。
トトロの木
登山口から15分程のところにブナの老木があり、トトロの木と名づけられていた。
こぶのブナの木
さらに登ってゆくと大きなこぶのあるブナの木があった。特に名前はついていなかった。
白山ベンチ
登山口から30分のところに白山ベンチがあった。眺望がきく日は白山が見えるのであろうが残念ながら今日は見ることはできなかった。
深谷の頭
白山ベンチから10分で深谷の頭に到着した。
絆と友愛掲示板
深谷の頭から15分のところに「絆と友愛の森」の掲示板があった。地元の自治体、登山愛好家、労組が荒島岳の環境を守ろうとする熱意が感じられた。
シャクナゲ平
登山口から1時間15分でシャクナゲ平に到着した。ここは中出登山道の分岐でもある。ここから小荒島まで往復30分。小荒島は荒島岳を見る絶景ポイントであるが、暑くて行く気力がわかなかった。
佐開コース分岐
シャクナゲ平から15分で佐開登山道の分岐があった。
険しい登り
佐開分岐を過ぎたあたりから登山道は急登が始まった。もちが壁と呼ばれている。
前荒島
30分程の急登を登ると前荒島に到着した。
頂上まであと少し
荒島岳頂上がガスの間から見えた。
中荒島
9時50分に中荒島岳に到着した。荒島岳頂上まではあと僅かである。
荒島岳標柱
10時00分ついに荒島岳頂上に到着した。スキー場駐車場からは休憩も含めて3時間35分要した。荒島岳頂上からは白山が見える筈であったが、残念にもガスで眺望は全く効かなかった。
頂上祠
頂上にある祠。荒島大権現奥ノ院が祀られている。
頂上の方位盤
カラフルな荒島岳方位盤。
頂上にて
荒島岳頂上の標柱を入れて記念の一枚。
荒島岳の登山道で見た花々
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。
オオバギボウシ
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)。
オトギリソウ
オトギリソウ(弟切草)
ガクアジサイ
ガクアジサイ(額紫陽花)。
クガイソウ
クガイソウ(九蓋草)。
サルナシの実
サルナシ(猿梨)の実
シシウド
シシウド(猪独活)。
シモツケソウ
シモツケソウ(下野草)。
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ(白山風露)。
ホトトギス
ホトトギス(杜鵑)。
ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)。

8月4日(火)

芦原温泉ぐらばあ亭を9時00分出発して、県立恐竜博物館を見学し、18時30分泉佐野に到着した。 今回は気温の上昇でガスが発生して、頂上での眺望は望めなかった。水分補充で4リットルの水を飲んだ。 非常に暑い山旅であった。
【宿泊先】
 九頭竜温泉 フレアール和泉  連絡先0779-78-2536
 芦原温泉  ぐらばあ亭    連絡先0776-77-7333