大雪山縦走

(1993年7月)

毎日新聞旅行会の「大雪山縦走」の企画に参加した。北海道まで行く機会はあまりなく仲間がそっくりと旅行会に参加することになった。全員で11名である。 7/21に大阪空港を8:15に離陸、旭川空港に10:15に到着。そこから旭岳温泉までは、旅行会の企画だけにバスがチャーターしてあり楽に行けた。 宿舎に到着すると、第2日の昼食から第3日の昼食までの分として、おにぎり2食分とパン、ジュース2食分計4食分が配られた。第2日宿泊の石室では何もないとのことであった。 やや不安があったが旅行会からガイドがついてくれるので安心とのことである。

地図




1日め(7月21日)

旭岳温泉散策
旭岳温泉には4コースの探勝路があり、歩道にはイラストの入った楽しい解説板が用意されている。足慣らしに1時間程度散策する。

2日目(7月22日)

姿見の池
キバナシャクナゲ
旭岳駅からロープウェイで12分。終点姿見駅で降りるとそこはもう40種類もの高山植物が乱れ咲く別世界である。
噴煙
いざ出発
北海道の最高峰の旭岳(2290m)をめざす。登山道は旭岳石室をすぎ、爆裂火口の噴煙とその音を聞きながら急な道を登る。
旭岳頂上
雄大背景
旭岳山頂からの景色は雄大で、大雪山国立公園は23万haにおよび、神奈川県の面積に匹敵する。
間宮岳
北鎮岳
旭岳から50分で間宮岳(2185m)更に1時間25分で北鎮岳(2244m)に至る。天候は曇りで肌寒い。
黒岳石室内
一日の疲れでグッタリ。石室は、石で作られた小屋であった。管理人がおり寝袋と毛布を2枚配られた。照明はなく、ヘッドライトが必要である。
石室
石室で夕食
旭岳温泉で配られたのは、おむすびのみであったので、ラーメンを作った。お湯は準備されている。

3日目(7月23日)

黒岳
天気が良ければ桂月岳(1938m)にご来光を拝みにいくはずだったが悪いため取りやめ。石室から25分の黒岳頂上に到着。早朝だったので、全員雨具で防寒。
雪渓(1)
雪渓(2)
黒岳から北海岳に向かう。雄大な旭岳雪渓の中をゆく。
北海岳
黒岳から2時間で北海岳に到着。ようやく暖かくなってくる。
花畑(1)
花畑(2)
北海岳から白雲岳に向かう途中の高山植物群。
白雲岳
北海岳から1時間40分で白雲岳に到着。全員元気。
大雪高原
白雲岳から小泉岳、緑岳を経て3時間30分で大雪高原に到着。
大雪高原温泉
今回の旭岳縦走もここが終点。温泉に入ってリラックスして疲れを取らなくては。

4日目(7月24日)

層雲峡
大雪高原温泉からバスで層雲峡に行く。層雲峡を2時間ほど散策して旭川空港に出る。空路大阪空港に。
【宿泊先】 
7/21 旭岳温泉   えぞ松荘    連絡先0166-97-2321
7/22 黒岳     黒岳石室       連絡先なし
7/23 大雪高原   大雪高原山荘   連絡先01658-5-3818