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仙台空港から1時間30分で、安達太良山登山口にあるあだたらエクスプレスというゴンドラに乗る予定であったが、強風のため運転が中止されていた。仕方ないので予定とは逆回りで勢至平からくろがね小屋を歩いて目指すことになった。ゴンドラは風がやめば運行するとのことであるので、下山時に期待をする。
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スキー場の脇に登山口はある。標高940m。
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奥岳からくろがね小屋まで馬車道がついているが、遠回りになるので旧道を歩く。馬車道はジグザクにゆっくりと登る林道で四輪駆動車なら走ることは可能である。旧道はいわゆる登山道である。
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登山道沿いに多くの花が咲いていた。サラサドウダンツツジ(更紗灯台躑躅)。
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アカモノ(赤物)は別名イワハゼ(岩櫨)といい、食用となる赤い実をつける。
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登山口を出発して、1時間で勢至平に到着した。くろがね小屋を目指す。
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タニウツギ(谷空木)。
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マイズルソウ(舞鶴草)。
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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)。
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くろがね小屋手前に源泉の湧き出る場所があった。
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山腹に立つくろがね小屋遠望。秋の紅葉は見事であるそうだ。
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登山口から1時間30分でくろがね小屋に到着した。秋の紅葉は非常に美しいところである。標高1400mにあり、小屋の開業は1953年ですが1963年に改築されています。源泉かけ流しの温泉があり、410円で日帰り入浴できます。通年営業で夕食のカレーライスが名物である。鉄山中腹にあるのでその名がある。
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ナナカマド(七竈)の花
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ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)。安達太良山の登山道には多い花である。
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オノエラン(尾上蘭)。
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ミネズオウ(峰蘇芳)。
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くろがね小屋を出発して30分で峰の辻に到着した。
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峰の辻から見た安達太良山(俗称 乳首山)
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峰の辻から見た鉄山。
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峰の辻から20分で安達太良山頂上に到着した。登山口から2時間50分要した。標高1700m。登山口の奥岳との標高差760m。
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頂上直下の岩場に咲くコイワカガミ(小岩鏡)。
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安達太良山の頂上には祠があったが、標識は少し下ったところにあった。
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風が弱まりゴンドラは運行されているので、頂上駅目指して下った。登山道の途中でイソツツジ(磯躑躅)。
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ゴゼンタチバナ(御前橘)。
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五葉松平の五葉松。花が咲いて美しい。
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ツマトリソウ(褄取草)。
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15時50分頂上駅に到着した。そこからゴンドラで奥岳まで降りた。奥岳には16時00分に到着した。登山口を出発して、4時間10分要した。奥岳の湯が併設されているので温泉で汗を流して18時00分に磐梯猪苗代はやま温泉にある宿「民宿やまき屋」に着いた。登山初日であるので4時間程の登山であった。
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